「三方一両損」
落語の「三方一両損」の話をお届けさせていただきます。 (ネットを参考)
名奉行、大岡越前守(おおおかえちぜんのかみ)のお話です。
財布を拾うと印鑑と書き付けと3両が入っていた。
書き付けから神田竪大工町、
大工の"吉五郎"と分かり届けてあげると、
鰯の塩焼きで一杯呑んでいた。
店の中に入り、白壁町の左官の"金太郎"だと自分の名をつげる。
「落とした財布を届けてやった」と言うと、
「印鑑と書き付けは俺の物だから貰うが、
3両はもう俺のものではないので、
やるから持って帰ぇれ」と言う。
「金を届けてけんかを売られりゃ~世話がねぇ。」
「よけいなことをしやがる」
「なんだと~!」。
で、ケンカになって。
これより名奉行、大岡越前守(おおおかえちぜんのかみ)の
お裁きとあいなる。
大岡越前が裁いても吉五郎も金太郎も3両は
どうしても受け取らないと言う。
「ならば、この3両を越前が預かり、
両名に褒美として金2両ずつ下げつかわす」との裁定。
その訳を
「金太郎そのまま拾っておけば3両、
吉五郎そのまま受け取れば3両、
越前守そのまま預かれば3両有るが、
越前が1両を出して双方に2両ずつ渡したから、
三方1両損である」。
どちらも傷つかない名裁き。
二人はめでたく仲直りし、
この後奉行の計らいで御膳が出る。
「これ、両人とも、いかに空腹でも、腹も身のうち。たんと食すなよ」
「へへっ、多かあ(大岡)食わねえ」
「たった一膳(=越前)」
ちゃん、ちゃん。
お金を全額受け取って得をすることを良しとしなかった二人に
とって、この裁きは実に納得いくものだった。
さくら台幼稚園では、子どもの健やかな成長のために
家庭的な暖かい雰囲気をずっと大切にしています。
子どもの成長に大切なことは、親御さんの子育てと共に
自分の子どもを応援してくれる、
子どもの友達の親御さんとママ友なのではと考えています。
子どもは成長するにつれ活動の範囲が広がります。
同じようにさくら台幼稚園のPTA活動や子どもの友だち付き合いや
ママ友を通し、親御さんの活動範囲も広がり
深まる一助となればと願っています。
これからも和やかな家庭的な暖かい雰囲気の幼稚園であるよう、
幼児教育を歩んでいきます。
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