●息子は、年少さんを二人連れていました。年少さん達を両手に連れて、買った品物をバッグにしまってあげたり、途中お財布の紐が取れて素早く先生に治してもらったり、大忙しでした。3人なので、行きたいお店もそれぞれ。ゲームのお店でも、2人のペアより時間がかかり、手をつなぎながら足をばたばたさせて、時間を気にする場面もありました。けれど彼は最後までしっかりと年少さんの手を離さずに面倒を見ていました。私は家では見たことのないキリリとした顔つきに大変驚きました。
そんな1日目は、「楽しかったよ!買えたよ」と言いましたが、バッグの中はあまり入っていませんでした。そして夕飯後に「明日はもっとたくさん買うぞーっ」と言いました。2日目は、前日の3倍ほど買ってきました。私が「沢山買ったね」と言うと、「昨日は○君の買いたいものをたくさん買ったから。でもプリンは買えなかった。」と言いました。私は1日目に息子が○君にプリンを買うお手伝いをしていたのを見たので、あの時は自分よりもペアの年少さんを優先させたのだとわかりました。
お店屋さんごっこでは、このような小さなドラマがあちこちで起こったことでしょう。息子にがんばる機会を与えて下さった先生方、素敵な行事を行って下さった園に心から感謝しております。思わぬ感動をありがとうございました。
2月21日 4才児 男の子の母