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鬼子母神のおまつり
2010.06.25
毎年7月1日は隣の等覚寺の鬼子母神のおまつりが賑やかに行われます。
鬼子母神とはおっかない名前だと思いませんか？
むか〜し、むかし、おしゃかさまが修行中だった頃のお話しです。
赤ちゃんが大好物だったのが鬼子母神です。
お母さんは赤ちゃんを食べられるのですから、その悲しみは言葉にできません。
その様子をご覧になったおしゃかさまは、あるとき鬼子母神の赤ちゃんを隠します。
鬼子母神は、気が狂ったように髪を振り乱し、自分の赤ちゃんを探しまわります。
お釈迦樣はこうさとします。
「自分の赤ちゃんがいなくなってどうだ？ 悲しくはないかい。
他の人もお前と同じようになげき苦しんでいるぞ！」
鬼子母神は改心します。
そして仏教を守る神さまとなり、現在でも健やかに子どもが育つようにとおまつりが行われます。
追伸 等覚寺さまには事あるごとに駐車場をお借りしており、大変申し訳なく、また感謝申し上げます。
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